2025年に市制25周年の節目を迎えた愛西市。全国有数のレンコンの生産地として知られ、グランドオープンを間近に控えた新たな道の駅が注目を集める同市を訪ねてみた。

 2005年に旧佐屋町、旧佐織町、旧立田村、旧八開村が合併して誕生した愛西市。愛知県西部に位置し、木曽川をはじめとする豊かな水辺と田園風景に恵まれたこの地は、県内有数の農業地帯として知られ、とりわけレンコンの生産量は全国でもトップクラスを誇っている。今回は、そんな同市にオープンした新たな道の駅に足を運んでみた。
 2025年4月に誕生した「道の駅ふれあいの里HASUパーク」は、その名の通り、この地の名物であるハスの花とレンコンにスポットを当てた新たな観光施設である。
 2005年の開設以来、市内外の利用者から人気を集めてきた「道の駅立田ふれあいの里」をリニューアルしたもので、メイン施設となる農産物直売所の「産直広場」は従来の2倍以上の売り場面積へと拡張。連日多くの人でにぎわいを見せている。
旬を迎えた地元のレンコンを販売し、品種ごとの食べ方なども解説
旬を迎えた地元のレンコンを販売し、品種ごとの食べ方なども解説

レンコン入り鬼まんじゅうなど一風変わった一品も
レンコン入り鬼まんじゅうなど一風変わった一品も



今年4月には新たに大型遊具などが登場



 筆者が訪れた昨年12月中旬には、産直市場に収穫の最盛期を迎えたレンコンがずらりと並んでいた。

 売り場では愛西市のレンコン栽培の特徴を詳しく説明するほか、「備中」や「ロータス」といった品種ごとの味や食感の違い、おすすめの調理法などを紹介。実際に購入して自宅で調理してみたところ、普段口にしているレンコンとの鮮度の違いは明らかで、シャキシャキとした食感を存分に楽しむことができた。
 そのほか、レンコンを使ったさまざまな種類の加工品も販売しており、なかにはレンコン入りの「鬼まんじゅう」や「蓮こんどら焼」など、他では見かけないようなユニークな一品も。人気商品の1つ「れんこんチップス」は、サクサクとした食感と口の中に広がるレンコンの味わいが絶妙で、食べ始めると止まらないほど美味しかった。
 現在は産直広場のみが先行オープンしており、全施設がそろうグランドオープンは今年4月の予定だ。約4000㎡の芝生広場のほか、ハスをモチーフにした大型遊具を備えたちびっこ広場、地元グルメを楽しめるフードコートなどが完成する見込み。
春には、もう1つの特産であるイチゴも店頭に並ぶなど、愛西市の食の魅力をより深く味わえる場となりそうだ。
2018年には愛知県の「食と花の街道」に認定された
2018年には愛知県の「食と花の街道」に認定された



施設概要


【住所】愛知県愛西市森川町井桁西27
【営業時間】午前9時から午後5時まで
【入場料】無料
【定休日】毎週水曜日、年末年始
【駐車場】85台(無料)
【アクセス】車/東名阪自動車道弥富インターより約10分
【問い合わせ】☎0567・97・3918