動物への負担
湿気がこもり細菌が繁殖して皮膚炎の原因になります。
また、引っ張られる痛みで触られるのを嫌がり、ブラッシングが苦手になる「負の学習」をしてしまいます。結果として、トリミングが苦手な犬ほど毛玉はできやすくなり、さらにトリミングが嫌いになるという悪循環を引き起こします。
毛玉が多い場合、施術は時間との戦いになります。ですが、無理にほどくと痛みが強く、皮膚を傷つけてしまうため慎重な作業が必要です。
痛みによるストレスが増えてしまうので、時には「サマーカット」に切り替える提案をせざるを得ない場合があります。
「短くしたくない」「痛くしないで」「毛玉料金が高い」――そんな声をいただくこともあります。しかし、毛玉は見えない苦しみであり、見逃してほしくないサインです。優先しているのは美的な仕上がりよりも動物の安全と負担軽減だということをご理解ください。
毛玉を防ぐには
①ブラッシング
毛玉のできやすい部分(脇、内股、足先、耳)は特にブラッシングする習慣をつけましょう。
②毛の絡まりを防ぐ静電気対策
③カット
おしゃれなカットスタイルのほとんどは、家での手入れが必要です。プードル、シュナウザー、マルチーズ等の毛が伸び続ける犬種は、被毛を短いカットにしましょう。
④トリミング
適度な頻度を心掛けましょう。
⑤トリマーとの定期的な相談
毛玉は放置しなければ悪化しません。トリマーは“可愛くする人”である前に“動物を守る人”でありたいと思っています。今日から少しずつ、一緒に毛玉ゼロを目指していきましょう。























